さなぎ

切なく、それでいて一途な淡い感情
こんなに読み終わって、心が惹かれた作品は初めてです。

過去の過ちにより、ずっと罪悪感を胸に秘めていた朋佳。そして、それは彼女の境遇にも表れていて――…

ずっと、お互いを想いつづけていたはずの朋佳と暁良。
だけど、13年という月日は長く、その距離を埋めることがなかなかできない。
何より、暁良に求められながらも、彼の腕の中に入り込めない朋佳の気持ちは、とても切ないです。

また、最後に訪れる朋佳への衝撃の展開には、涙をなくしては読むことができませんでした。

長い間苦しんできた二人だからこそ、幸せになってほしいと思わずにはいられない作品です。