アナトリア太陽系の第4惑星トルクム。
物語は、U.P.E.の軍用輸送円盤・通称「クロワーシ」が、トルクムの民兵集団「アラヘンデ」の放った対円盤ロケット砲に撃ち落されたことから始まる。
落ちたクロワーシに生存者がいることを確認した銀河連合平和維持軍は、トルクムに5万人の兵士を投入し、救出作戦を展開した。
アラヘンデの民兵だったナッキーの兄ダン・イェーガーは、応戦にでたところを連合軍兵士のRPGを体に直接当てられ爆死。銃を握ったまま吹き飛んだ息子の腕を拾い上げた母ミッチーも、その銃身に手を触れたとたん「攻撃の意思あり」と判断され射殺された。
連合軍は自軍戦力わずか10数人の犠牲で、トルクム人を10万人近くも、まさに虐殺し、救出作戦を完了、更に数日後、遂にU.P.E.はトルクムに対し、恒星間弾道弾によるミサイル攻撃を開始、ついにトルクムは爆発、四散、消滅した。
ナッキー・イェーガー10歳のときだった。
それから5年後・・・