一人になるのがなによりも怖かったんだ。だから一人にならないようにみんなに嫌われないようにただそれだけを考えていたみあのお話――――。
私嘘つきなの――――?
大事なものを
無くしたくなくて
守りたくて
ずっと言えなかった
人に本当のことを
伝えるのが
恐くて
一人になるのが
なによりも怖くて仕方なかった
だから
私は
誰に対しても
嘘をつきつづけたんだ―――――