ここには…物語の本筋には
関係ない話や可能性の話
語りきれなかった話など
多く存在する
無論…それを言い出せばキリがない
だが…可能性があるという事は
そんな世界が在ったという事にある
人生に善し悪しはない
どんな可能性にも理由があるなら
その結果にも相応の意味がある
…本来なら
物語の選り好みは
出来ないのだろうが
ここでは…それが許される
作品とは呼べない
いい加減さだと思わないか?
此処に訪れるかは自由で
物語の内容は様々
しかも…それを可能性と
一括りしていいかは
個々の判断に任せるときた
ただ…だからこそ
この物語に未だ終わりがない
それでいいと思う