世界は果てしなく闇の広がる空間に過ぎなかった。何も存在することのない・・・。

その世界に何処からか一滴の雫が落ちた。すると子供がろうそくの火を消す程の早さで、海が出来た。

そして今度は、ろうが垂れてきた。弾丸が的に当たる程の早さで、大地が出来た。

風が吹き、様々な色、形、香りを連れてきた。最後に・・・・・、生命を連れてきた。植物、細菌、動物、ありとあらゆる生命が生を受けた。

そして、六芒星世界が出来たのだ。