実話です
2人は 禁忌を犯した
親友のはずだった
なのに…溺愛してしまうなんて
いつからだろう
「好きになって欲しい」
が
「嫌わないでほしい」
になったのは
そして
「嫌わないで欲しい」
が
「友達に戻りたい」
になったのは
誰のものにもならないでよ
アタシだけを見てよ
貴方がアタシを見てくれるまで
なんだってやると…決めた
『てめえ…許さねえからな』
「許して下さい……」
『許してほしいの?』
「はい…」
『じゃあ、こっちおいで?』
―壊れたゲームが 始まった―
「もう…嫌ああああああああっ!!!」
ねえ、拓也。
親友だったあの頃は
どこへ行ってしまったんだろうか?