気づくと自然に視線が彼女を追ってしまう。
このチクりと痛く苦しい気持ちが恋なんだ。
雪のように真っ白な肌のショートカットが良く似合う女の子に俺は恋をした。
初恋に気付いたその日、俺は親父に自分がロボットだと告げられる。
ロボット的な機能を発動させるには調味料の名前を10回連呼しなければいけい。
『ソイソース』
『ソルト』
『シュガー』
『ミソ』
『ス』
俺が人間になる唯一の方法は他人の脳に自分のデータを上書きするしかない。
好きになってはいけないと思えば思うほど君を思ってしまう。
人間になりたいという気持ちと理性との狭間で揺れ動く蓮堂実臣が出した答えとは?
北海道を舞台とした近未来?小説?ポエム?詩?駄文?