空央

携帯小説としてではなく読みたい。

この物語は、最上壮一という18歳の青年の旅のお話です。

高校を出、様々な想いがあり旅に出る……。

冒頭から、何だか今の日本に対する若者の嘆きみたいなものを感じ、共感してしまいました。

そして私的には、その決意と勇気がすごいと感じました。

詳細な情景描写や、一ページごとに写真もあり、見たことのない世界が読み手には伝わります。

文章が巧みなので、携帯小説というより文学として読みたい。
そんな印象を受けました。

一つ言わせていただくと、文章がつまっていますので、微妙な行間がほしいところでした。
もっと見やすくなると思います。