雪が降ると君のことを思い出す。あの日、俺は悲しくなるくらい静かな雪の音を聴いた。『雪音』雪の季節に贈る煌めく切ない物語。
雪が降ると
君のことを思い出す。
流れる髪に
羽のような雪を乗せて
笑っていた君。
まるで雪の精のように
きれいだった。
君は灰色の空を
見上げて言ったね。
『雪になりたい』
━雪音━
雪が降る季節に贈る
煌めく切ない物語。
あなたには
雪の音が聴こえますか?