鈴村りこ

新撰組
新撰組という、歴史もののケータイ小説の中ではありきたりな題材の中で、作者様の個性が見えました。


桜と新撰組を絡めるお話しはたくさんありますが、紅葉と新撰組というのは、初めて見ました。


子供の泣き声に導かれタイムスリップというのも、良いアイデアだと思います。


しかし、ところどころ情景描写が少なくなるため、読んでいて想像が行き詰まってしまいます。


また、登場人物の外見の特徴がいまいち少ないため、もっと掘り下げて書いて欲しいと思いました。


詩的な雰囲気を買って、今回はこのような評価とさせていただきます。