堂国の姫清蘭はある時敵国の王飛龍の妃となる。清蘭が仇である飛龍の妃になった理由はただひとつ…【殺してやる!!】だがいつしか彼を取り巻く国勢に巻き込まれ―――…
滅ぼされた国の姫清蘭に求婚したのは仇の男…
翔国国王、飛龍である。
仇の妃となり、敵討ちを狙う清蘭。
「殺してやるっ父の仇―――…!!」
「…それでも私はそなたを愛しているんだよ…」
肌を重ねながらもすれ違う。
お互いの気持ちを胸に秘め、今日も長い夜が来る――――…