君という名の甘い罠-記憶の森-㊤

作者斗生

彼が私に与えたものは狂気とも言える愛だった─失われた記憶を取り戻すたびに強引さを増す彼に私は酔いしれる「うわ体は正直だな」「それ以上言わないで…っ」

君は僕の記憶に囚われたまま離さない

っていようとも、絶対に


A forest of the memories

君という名の甘い罠




せめて、君が思い出になる前に