───ねぇ、司。
あなたに出逢えたこと、後悔していないよ。
それが“運命”というのなら、感謝してる。
じゃなきゃ、今の自分はいないから。
───ねぇ、恭亮。
あなたを愛したことに、嘘はありません。
ただ、何ひとつ恩返しできなかった、私を許して。
本当に、純粋に、あなたが好きだった。
心の底から。
***************
二人に愛され、二人を愛した。
失った記憶の欠片が
ひとつずつ戻っていく────
その時わたしは…………?あなたは…………?
───ねぇ、司。
あなたに出逢えたこと、後悔していないよ。
それが“運命”というのなら、感謝してる。
じゃなきゃ、今の自分はいないから。
───ねぇ、恭亮。
あなたを愛したことに、嘘はありません。
ただ、何ひとつ恩返しできなかった、私を許して。
本当に、純粋に、あなたが好きだった。
心の底から。
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二人に愛され、二人を愛した。
失った記憶の欠片が
ひとつずつ戻っていく────
その時わたしは…………?あなたは…………?