バスケに青春【完】

作者yuki

事故で右手が動かなくなってしまった優斗。そして大好きなバスケが出来なくなり笑顔を無くしてしまった。さまざまな困難を乗り越え、成長して行く物語。

あるきっかけで、右手が動かなくなった。


なんでだよ。なんで俺なんだよ。


バスケは4番だった。チームの勝利が


すべて俺のおかげじゃないけど


数々のいい成績を残したのはこの右手だった。



バスケで生きてきた俺。


だけど、バスケがなくなったら、俺はどう生きてけば


いんだよ。



ふざけんな。俺のバスケは、右手は。


ある日、俺の顔から笑顔が消えた。