事故で右手が動かなくなってしまった優斗。そして大好きなバスケが出来なくなり笑顔を無くしてしまった。さまざまな困難を乗り越え、成長して行く物語。
あるきっかけで、右手が動かなくなった。
なんでだよ。なんで俺なんだよ。
バスケは4番だった。チームの勝利が
すべて俺のおかげじゃないけど
数々のいい成績を残したのはこの右手だった。
バスケで生きてきた俺。
だけど、バスケがなくなったら、俺はどう生きてけば
いんだよ。
ふざけんな。俺のバスケは、右手は。
ある日、俺の顔から笑顔が消えた。