いつもと変わんない

作者MIN

超次元生命体と精神がつながっている本多佳那。いつも大量の情報が送り込まれボーッとしているが、いざという時は次元生命の能力を借りることができる。

『六神目の輝き』の中の1作“鼓動”で、異世界の自分自身の心と体が入れ替わった本多佳那(ほんだ かな)。


今は、別の世界にいた彼女の心がココで暮らしている。


彼女の頭の中には、いつも本体である超次元生命体“ヴァフラ・バウラ・ゼラ”が見て感じる景色と思いが流れ込んでいた。


そのため、他人から見るといつもボーッとしていて、話に幾テンポも遅れて返事をしたりする。


ココの世界の常識をよく理解できない彼女は、毎日とまどいと発見の日々を送っている。