君と一緒に屋上で見た、あの澄んだ空――別れを告げられる前に見た、雲1つない青空――そして、帰り道にふと見上げ見た、柚の頬のように紅く染まったあの空を――
お前と一緒にいた時間は少しだけど、俺の幸せ。
俺とお前の小指にはきっと運命の赤い糸が繋がれていたと思うんだ。
でも・・・プツンって神様が切ってしまったと思うんだ。
だけどな?
俺とお前は離れてしまったわけじゃない。
運命の赤い糸で繋がれていたけど
今は・・・・・
この大空と繋がっているから―――
※この作品はフィクションです。