男は女を愛し守り、女は男を立てる

作者yoyo

 男には、男にしかできないことがある。女にも、女にしかできないことがある。ならば、「男は男らしく、女は女らしく」することは、大切なことではないか。

 「男は男らしく、女は女らしく」というと、男尊女卑で古風な男、と思われてしまうかもしれない。しかし、そういうことではない。どんなに世の中が近代化しようが、進化しようが、人間という生き物がこの世に創造されて以来変わらないことがある。それは、男には男にしかできないことがあり、女には女にしかできないことがある、ということだ。性転換手術をしようとも、男が子供を産むことはできないし、女が精子を発射することはできない。


 何も、だからと言って、男と女が違うとか、平等でないといっているのではない。女も男と同じような仕事がしたければ、すればよいのだ。男も、女のように振舞いたいのなら、そうすればよい。ただ、男と女が愛し合い、子孫を残すという行為は、どう逆立ちしても、女にしかできないこと、男にしかできないこと、ということが、人間が誕生した時から決められてしまっていることであるということだ。