あたしが、貴方をどれだけ
必要としているか。
俺が、貴方にどれだけ
救われているか。
あたしは、貴方という存在に
感謝しています。
俺は、貴方という存在に
感謝しています。
あたしは、貴方を愛しています。
俺も、貴方を愛しています。
──…でもそれは、
“恋”じゃないでしょう？
──…うん。“恋”、じゃない。
あたしの“愛”は、“Love”。
俺の“愛”は、“Like”。
あたしの好きな人は貴方で
俺の好きな人はあの娘。
──…でもねやっぱり、
あたしは貴方が好きだよ、悠-ﾕｳ-。
──…うん、ありがとう、結羽-ﾕｳ-。
ごめんね、諦められなくて。
ごめんな、手離してやれなくて。
優しくも残酷な依存の関係
それでも
哀しい程に“貴方”の隣は
こんなにも暖かい。