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記憶の闇に潜む真実発見された10才以前の記憶がない碧。毎夜のように繰り返し見る悪夢に出てくる鬼。それが意味するモノは果たして記憶を取り戻す鍵となるのか。記憶の有無が人生の明暗を分けた二人の少女。大人になって再び出会った二人を待つのは果たして闇か光か。始めは弱々しかった碧がラストには清々しいくらいりりしく歩き出す様には見惚れてしまいます。取り巻く人々の心の葛藤も見応えがあります。ラストは急展開ですが見逃せません。ただ視点や時期が二転三転する所だけは解りにくいかもしれません。