時田 海人、高一。裕福な家で育った彼には拾われてきた子という秘密があった。彼に告白した大河内 静波、高一。しかし彼女はある目的の為に海人に近付いたのだった…
「好きになってはいけない。」
『好きになんてならない。』
「『………それなのに。」』
海人と静波。
二人の想いを巡り、動き出す周囲の思惑。沸き上がる憎悪。
そして運命の歯車は、その速度を増して-