今でも思い出すだけで胸が締め付けられる。
何度も何度も泣いた夜。17歳の春―
私には愛なんて言葉を口にするには、まだ早過ぎたのかもしれない。
でもあの時、私は確かに精一杯生きていた。誰にも負けない力で自分の運命と闘っていた。
神様なんて居ない。自分の道は自分で歩いていくしか無いのだと…