カギを無くした少女

作者鈴木キンタロウ

心のカギ、かけてない??本当の気持ち、伝えられなくて・・・分かって欲しいのに・・・大切なカギの・・・そんなおはなし

恋愛の終末には、心のカギがどちらかあるいは両方にかかってしまって・・・。

閉ざした心の扉を開けるカギ、実は誰もが本当は持っていながら気づかない・・あるいは見えないふりをしているのか・・。

たった一言が言えなくて・・・

ほんの少しの微笑が出なくて・・・

大好きだった日々が秒針と共に遠ざかっていく。

やがて思い出と名前を変える辛い気持ちが、カギの存在をもっと大切に思っていればと・・・。

それも長い長い人生の一コマ。