な、訳で(どんな訳だ
始まります。「ハッピーエンドは終わらない」は物語と言うよりも短編集です。
何よりも登場人物の多さに自分でも把握できない罠(泣)
この物語は
“大団円主義者(ハッピーエンド・シンドローム)”を名乗る少女と
“終末愛好家(エンド・エン・ダ・カーポ)”を名乗る男の
幾多の世界を超えた壮絶な戦いを
“傍観世界(ザ・サード)”神谷都の視点から描いた壮大な物語
――の副産物として発生した
ただの一般人や只者ではない非一般人が送る
特にシナリオもなくイベントもなくフラグもなくテーマもなく教訓もなく盛り上がりもない
どうでもいいほどどうでもいい日常生活を描いた短編小説集である
暇つぶしに、ご覧くださいまし。