僕には憧れの人が居た。それは歳の離れた兄で、高校の教師をしていた。生徒や同僚の先生方に慕われ彼の周りは常に人で溢れていた。僕はそんな誰からも慕われ頼りにされている兄に憧れ、僕も将来そんな教師になりたいと思うようになった。
その思いを心に秘め大学に進み、ついに念願の教師として今年の四月から母校の高校で教師として働き出すことになった。
でも現実はそんなに甘くない!!
兄貴、俺もうすでにくじけそうだよっ(泣)
俺、兄貴みたいな立派な教師になれるか不安だよっ!!