ある人はいった。

「問おう、ここにある林檎のいろは貴公には、何色に見える?」


「この世の色は人が基準で成り立っている。誰も本当の色を知らない。だから貴公には、本当の色を見つけてきてほしいのだ」

その人の願いを僕は受け入れ、本当の色を探す旅にでた