世界の終わりには

作者ともみち

世界の終りには私は一体誰と一緒にいるだろう。私達はもう随分前から終わっていた。一緒に笑い、一緒に話し、一緒に食事もしたけれど、それは全て私の呪いだった。

彼とはもうとっくに終わりが来ていたというのに、私はただそれを引き伸ばしていただけなのだ。