私はあなたが誰か知らない。でも、あなたを愛している。
私の耳は、あなたの声を聞くためにあって。
私の目は、あなたの姿を見るためにあるの。
私の鼻は、あなたの香りをかぐためにあって。
私の指は、あなたに触れるためにあるの。
私の口は、あなたと話すためにあって――――…
あなたが誰だかは知らない。
けれど私はあなたを愛していて、あなたと出会うために生まれてきたの―――――