目を開けた先にいたのは、自分と同じような容姿をした少年。

これが、全ての始まり。

光の姫という名の宿命を背負った、少女の物語。

蝶が舞う。

水晶でできたような美しい蝶。


やがて蝶は少女を包む。

己が残酷な運命を悟れと、思い出せと囁く。


少女は蝶と共に歩き出す。

段々と思い出していく記憶。

目を逸らすことは許されない。


巻き込まれていく仲間たち。

愛する者、大切な人。


守れ、守れと蝶が囁く。

もう何も失うなと。

罪を増やすなと・・・・・・。


巻き込まれた者。

失ったもの。

思い出していく惨劇、宿命。


少女は全てを取り戻し

守っていくことができるのか・・・・・・。




グロテスクな表現が多少出てきますのでご注意下さい。

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