“余命1年”という現実を背負いながらも純粋で儚き心を持つ少女―――… 理央
“過去”の、ある一件で人と関わるという事をひどく嫌う様になり、心を頑なに閉ざしてしまった少年――…響
二人は形は違えど、互いに重い“現実”“過去”を抱え生きている―――…
“もう誰も信じない”
“もう思い残す事はない”
と、二人共“過去”と“現実”を受けとめていたが、
出会ってしまった事によって……
恋に落ちてしまった事によって……だんだんと、互いに、その決意が揺らいでゆく―――――…
ねぇ……私達に“明るい未来”なんてあるのかな…?