作品コメント
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- 川瀬リノ
失恋のはずだったのに
――もう、限界だと思った――
片想い暦二年。よくぞまあ、ここまで人を長く好きになれたなと感心するくらい。
そんな私は今日、失恋しに行きます。
「神崎って彼女できたぜ?」
そんな言葉を聴いて、簡単に諦めきれるほど私はできた人間じゃない。
振られないと、諦めきれないんだ。
だから、必死の思いで言ったのに――。
「俺、彼女いないけど?」
訊いたとき、すっごく嬉しかった。
「見てるうちに好きになった」
「幸せものだなあ俺、こんなに想われて」
……つまり、両想い。
私は、それが嬉しくてありったけの想いをこめて叫んだ。
「神崎先輩、めっちゃ大好きです!」
失恋のはずだったのに……って思っちゃいました。
☆一つは、最後むりやり終わらせた感じがしたので。
新感覚で新鮮でした。皆さんぜひご一読ください♪ - 逢崎 奈零
同じ気持ちを、どうか私に
神崎先輩に2年間片想いしている椿。しかしそんな中、先輩には彼女が出来たという噂が。椿は悲しみに暮れながらも、振られる覚悟で先輩に告白をしにいく――。
「失恋させてください。」というタイトルに惹かれて、読み始めたこの作品。
椿が告白するシーンでの「あたしを振ってくれませんか?」という言葉がとても印象的でした。
好きな人に彼女がいる、振られると分かっている上で告白することはとても勇気のいること。
それを踏まえた上で決心した椿から、先輩に対する想いの本気さが非常に感じられて、思わず心の中で応援してしまいました*
最終的にハッピーエンドで良かったです◎ぜひ神崎先輩sideを読んでみたいです!
素敵な作品をありがとうございました。 - 涼音
等身大
振られることがわかっていて、自分の気持ちを伝えるなんてとてもできることではないと思います。
私だったら絶対にできません。
でも椿ちゃんは傷つくこと覚悟で想いを伝えた。それほど先輩のことが好きだったんですね。
悲しい結末を予想していたのですが、いい意味で裏切られました!
告白してよかったね、椿ちゃん!
恋愛に対して前向きになれる、とても素敵な作品です。おすすめです!