風の皇子 タケハヤ

作者大石りゅう

原作者の前世の記憶を元に、古代日本の神話に登場する、スサノオノミコトを、伝承とは違った視点で描く

人間と、八百万の神との間に生まれた 風を操る能力を持つ皇子、タケハヤノスサノオノミコト(通称 タケハヤ)は、八百万の神絶対主義の、タカマガハラ宮に嫌気が差し、出奔していた 人間である母の故郷の、ツガルの郷にて、身分を隠し、農民に身をやつしていた そんなある日、腹違いの姉と兄、アマテラスオオミカミと、ツクヨミノミコトが、訪ねてきた 実は、宇宙人である、八百万の神々へ、本星への帰還命令が下ったため、この国を任せるべく、人間の中から、アマテラスオオミカミと同じ、太陽を操る能力を持つ、「天皇」を、人間の中から 探し出して来て欲しい、というのだ さまざまな仲間たちとの出会い、そして、タカマガハラ宮に近づく、闇の気配・・・ タケハヤに、待ち受ける、運命とは?タケハヤの、遥かな旅が、今、始った!