ただ、壊したかったんだ。
全てが跡形もなくなるぐらい、粉々に。
そう思って描いた絵は。
――いつの間にか私だけを壊していった。
だけどその「崩壊」は
「お前の絵、悲鳴が聴こえる」
――あなたの一言で止まったんだ。