きみのそばで泣かせて

作者恵田 萌




「俺はね。お前が好きだった」


「でも私はあなたを知らない」



何もかもが充実してた。


何もかもが壊れた。




28の夏-―――


全てが変わった。



[11.5.5-執筆開始]