あたしは極普通の小学6年生。
月埜歌唄です。
「歌唄、ご飯よ~」
朝っぱらから大きな声であたしを呼ぶお母さん。
「今行く~!!」
そして元気良く返事をするあたし。
そう、今日は転校生が来るんだもん!!
昨日から超楽しみだったの!
どんな子かな?おとなしい子は無理だなぁ。
そんな事を考えながら学校へと向かう。
そう、最悪な予知もせずに―――。