―最期まで、人間でいたいんだ。


そんな当然のような夢みたいな願いを、ただ祈る。

出口も光も何も見えない暗闇の中で、ただただ一心に。

そして、思う。

一人じゃないこと、仲間がいること、信じ合えること。

まだ、私たちは人間なんだ。