遥か太古の昔。
まだ人間と神々が関わり合った時代の物語。
人間が生きる世界、生界。
神々が暮らす世界、天界。
天界には草花の神、海の神、獣や鳥、虫に至る全ての神が暮らしていた。 主神が人間の姿を気に入り姿形は人間そのものである。
全ての世界は主神ガテリオスによって造られ、全ての神々もまた、ガテリオスによって生まれた。
その主神ガテリオスによって選ばれた8人の神々を8神(はっしん)と呼び、他の神を寄せ付けない力を持ち、主神ガテリオスの守神とし生界を見守ってきた。
がある時、8神の中でガテリオスにもっとも近い力を持つドラゴンの神であるバルデスが何人もの神々と共に自らを主神と名乗り、ガテリオスに牙を向いた。
バルデスは暗黒の世界、冥界を作った。