不良少年と呼ばれて…与太高ブルース

作者関健成

世の高校生が、まだ純粋で不器用で携帯電話もポケットベルも持たなかった1980代 世の中は不良少年、不良少女らによる校内暴力や家庭内暴力が問題視され、テレビでは横浜銀蝿が歌い暴走族の特攻服を着させられた“ナメ猫”が爆発的に全国で売れると言う不良全盛期の中、とある関東エリアの農村地域に住む不良少年達が、それぞれに問題や傷を抱えながらも、明るく逞しく成長する姿を主人公“楽東秀・らくどんす”の目を通し傷つき、笑い、感動し、恋し、と多感な青春時代を共に過ごした仲間達との純朴で儚くも可笑しく哀しい青春のドタバタを描いた物語