むかしむかしあるところに

とてもかわいいおんなのこがすんでおりました

そのこには、おにいさんがありました

とてもすてきなおにいさんでした



すてきな



おにいさん



「でした」



おにいさんは、じこでなくなってしまいました

おんなのこは、ただただかなしくてかなしくて

ずっとないていました


あるひおんなのこはかんがえつきました



「おにいちゃんの、かわりになろう」



おんなのこはそのひから、

おにいさんのかわりとしていきていこうときめたのでした


おんなのこはまるでじぶんがおとこになったようにかんじました

そのうちに、おんなのこは

だんだんと、こわれていったのでした