佐倉チャコ

予想外のラスト
前半は掴み所のないフワフワとした印象でしたが、
徐々に切なさが増し、
ラストは予想を遥かに超えた展開でした。

病院で天使が主人公に日記を渡すシーンは、
映像で見たいほど美しく儚くて。


ラストに語られる天使の想いに、
胸が熱くなりました。


100ページ未満のページ数を上手く使い、
最後にはいい意味で、
読者を裏切る発想力の凄さを感じました。


素敵な作品をありがとう御座いました。