作品コメント
ログインすると作品コメントが投稿できます
- NOA
予想外の展開
記憶がなくなってくる理由… 見事にだまされました。
どんなオチなんだろうと、夢中で読んでいくうちに、ある程度展開を予想していましたが、全く予想していなかった結末でとても面白かったです。
天使が裏工作していく経緯も 良く考えられていると感心しました
また、人の生き方をも考えさせられる 良い作品だと思います。
人は 自分の行動や想い一つで 自分(未来)を変えられる…というように
みんなに読んでもらいたいです - うのたろう
ひさしぶりに泣いた。男のくせにかっこう悪い。くそったれ。苦しいじゃねーかよ。
タイトルの言葉が少々雑になってしまったが、まずはこの作品を読み終わったあとのダイレクトな感想だ。
物語は野球でいうところの表と裏が存在する。
前半戦は主人公・伊吹の視点で進められるファンタジー。契約日記という「記憶」と「しあわせ」を交換するいかがわしいアイテムを軸に物語が淡々と進んでいく。作中で伊吹が記憶をうしなっていくさまも、こっそりとだが、わかりやすく描かれている。
そのようすが意外にもばればれで、うまいけど……あれ? と思ってしまう。
だが、まったくそんなことはない。みごとに作品にコントロールされてしまった。そのことにあとで気づかされ二重におどろく。
物語はすっきりとしないまま後半戦。
裏はファンタジーではなく現実だ。契約日記の秘密のすべてが明かされる。前半戦の淡々とした文体と異なり、おもいきり感情的な天使の一人称でつづられる。
ここで度肝を抜かれる。前半との温度の差に、今まで淡々とおさえつけられていた読み手の感情は解放されて極限まで高まる。そして泣かされるのだ。
切ない恋がテーマ。こんなアプローチもあるんだな。
読んで損はない。 - 菜子
斬新で綺麗で、泣けてくる。
とにかく最後まで読んだら、えええっとなること間違いなし。衝撃のラストでした。
一途な想いと、天使。薄れてゆく記憶や曖昧にぼやけていく自分との葛藤で、主人公が見つけたもの。
とにかく、切ない。切ないし、けどその中で一生懸命もがいてあがこうとするふたりに感動しました。とにかく素敵です。 - 明鏡止水
幸せの代償
読み手を飽きさせない作品です。
ただ最初に天使の言う事を信じてしまうようなエピソードがあった方がもっと入り込みやすかったです。
記憶が消えていく恐怖や戸惑いの心情をもっと描いて欲しかったです。
勝手な感想で済みません。
全体としては非常に読み易いし、作者様の表現力に脱帽です。 - ゆずー
切ない
初めまして!!
読んでて涙でてきちゃいました。
最初の空くんが天使って言ったの
笑いましたけどそっから
切なすぎます。
いぶちゃんに共感しました。
いぶちゃん幸せになれよかったです。
最初空くんと結ばれるかと思いましたから正直びっくりです。
展開読めなかったです。 - 楓子
日々の大切さ
に気付かされるような小説でした。
日記をつけることで、つまらなかった日常がだんだんと楽しくなっていく様子が良かったです。
日記をつけることで代償として記憶がなくなっていくのに、どうなっちゃうんだろうとドキドキさせられました。
まさか病気だったなんて。。。
天使と名乗った少年のいぶきに対する優しい思いが出てて、読んでて切なくなりました。 - ナカ
切なくなりました
読んでいて
とても切なくなりました
なんか、気持ちがほんかわして
胸がぎゅーてなる作品です
天使との契約という発想が
とてもよかったなあと思います
途中からいぶちゃんが記憶喪失の病気で
記憶を失っていたとわかり
そんな風に話を絡めてくることが
すごいなと思いました
ほんとに天使君が
記憶消してんのかと思っていた私←
そして、いぶちゃんのために
一生懸命頑張る自称天使君。
すごい、可愛くて
エールを送りたくなりました
ただ、欲を言うと
もう少し登場人物の心情表現を
細かくかいていたり
何故いぶちゃんは最初に人生つまらない
と思っていたのかをかいてほしいな
とも思いました
少しゆっくりペースで登場人物の
気持ちを細かく
表現してほしかったなあと思います
ストーリー的には最高です!
切なくてあったかくて
読んでみて損はないと思う作品です
これからも頑張って下さい。 - Mial
天使
今までにない、とても斬新な作品でした。
天使くんがまさかっ...!って感じでした
一途に想い続けた空、とても胸が苦しいです
素敵な作品をありがとうございました - 絢音
衝撃的
ラストがとても衝撃的で個人的に、強く印象に残りました。
ネタばれになるのは嫌なので、ラストはご自分の目で…
文章構成も上手く、読みやすかったです。 - 伊東ミヤコ
涙が止まらなくて……
息吹の前に突然現れた「天使」が、記憶と引き換えに幸せをプレゼントしてくれる……そんな、一見現実離れした始まり。
これといったことが何もない、退屈な毎日を送っていた息吹は、契約の条件であった日記を書き、天使に渡すことで、日常がキラキラしたものに変わっていく。
友達と遊びにいったり、クラスの行事でピアノの伴奏を弾くことになったり、憧れていた男の子と付き合えることになったり……そう、まさに青春。
が、最後の最後で、天使との契約の意味を知ることになる。
それは、あまりに悲しくて切ない、衝撃の結末。
完全なネタバレは避けたいので、全ては明かせないけれど、これだけは言いたい。
冒頭に出てきた天使は、紛れもなく、本物の天使。
最後には、涙が止まりませんでした。 - 神水紋奈
些細なきっかけ
なんの変哲もない、つまらない日々を過ごしていた少女が、ある日天使と出会った――。
その天使と交わした、ある「契約」。
それから少女の日々が変わっていく。
そんな、一見ファンタジーのような物語。
読み進めていくうち、真相を知っていくうち、きっと読者ははっとすることでしょう。
簡潔に綴られた文章だから読みやすいのかもしれませんが、個人的にはもう少し心理描写を増やすと、もっと物語に深みが増すのではないかと感じました。
とても独創的で素敵な物語でしたから、そこが残念でした。
この作品は生きる意味、些細なことに目を向けるきっかけになるかもしれません。
短いながらも、考えさせられました。
退屈な日々を送っている貴方に、読んでもらいたい。
そして、気づいてもらいたい――。
ぜひ、貴方もこの物語の結末を、その目で読んでみませんか? - 佐倉チャコ
予想外のラスト
前半は掴み所のないフワフワとした印象でしたが、
徐々に切なさが増し、
ラストは予想を遥かに超えた展開でした。
病院で天使が主人公に日記を渡すシーンは、
映像で見たいほど美しく儚くて。
ラストに語られる天使の想いに、
胸が熱くなりました。
100ページ未満のページ数を上手く使い、
最後にはいい意味で、
読者を裏切る発想力の凄さを感じました。
素敵な作品をありがとう御座いました。 - 華凛
切ないけどあたたかい
いぶのために何かをしてあげたい
そんな純粋な気持ちから
始まった契約日記
つまらないと思っていた日常も
自分の気持ち次第で幸せなものに
変えることができる
普段はなかなか気づくことのできない
大事なことを学びました - 友
感動
感動しました。
切ない
悲しみ
本当に思いが伝わりました。
いぶは本当に最高ですね
泣けました!! - ヒデヨシ
悲しい天使
好きだと分かってしまっても、いぶの幸せを願った天使。
悲しくてすごく切ないけど、最後の最後まで天使の事を忘れなかったいぶ…
それって彼にとって、悲しくても幸せな事なのかも?
そんなふうに感じました。
素晴らしいです。 - リリスピカ
切なくて良い話
面白かったです。
文章も読みやすくて、ボリュームもちょうど良く、一気に読めました。
いぶがあのような最期を迎えるのは悲しかったけど、ラストの詩で救われた気持ちになりました。
また、空くんの一途で綺麗な心も素敵です。
ほんの少しのきっかけで人生が変わる…、普段を退屈だと思っている自分には響きました。 - しの
意外!!
最初、
最後の展開ってなんだろ…
って感じで覗いたんですけど
最後まで読んで
なるほどな…みたいな。
展開にも
天使くんの本当の存在っていうのも全然違和感なくて、
面白かったです
ありがとうございましたo(^-^)o - しき
究極の慈愛
この小説の前半はつまらない毎日を過ごしていた主人公が、天使に出会い日記を書くことと過去の記憶失う代わりに、幸せな未来を手に入れるというもの。
つまらない毎日は自分次第で変えられること。
つまらないと思っていた過去にも大切な思い出がたくさんあったこと。
天使に出逢ってから変わりだした幸せな日々を忘れてしまうという恐怖。
主人公の目を通して、改めてささいな日常にも幸せ潜んでいるということ。
そしてそれを刻む記憶の大切さに気づかされました。
そして後半は“天使”の秘密。
『このラストは多少なりともあなたの予想を裏切ると思います』と表紙にあると通り、予想外の展開でした。
天使なんてでてくるから、ファンタジーだと思っていたのに…。
究極の慈愛を描いた奥深い物語でした。
見返りを求めない”天使”の愛にラストは胸がジーンと熱くなりました。
短編なのに、こんなに深いなんて…。
すごくオススメです。
ぜひ読んでみてください。 - 由宇
幸せの代償は『記憶』
退屈で代わり映えのしない毎日に滅入っていた息吹。
そんな彼女が出会ったのは『天使』と名乗る少年。
彼と契約することで幸せを手に入れた息吹だったが――
『契約日記』という発想が素晴らしかったです!
作品全体を通して見えてくる幸せの意味…、すごく納得でした。幸せってこういうものなんだよなぁって考えさせられました。
ストーリー展開も上手かったです。後半の意外な展開は予想してなかったので驚かされました!それと同時に温かい気持ちですごく満たされた気分です!
素敵な読後感をぜひ味わってみてください☆ - 栗栖ひよ子
作品には天使の魔法がかかってる
この作品を読み終えてまず最初に思ったことは、
人を幸せにしたい、というピュアで優しい気持ちがあれば、
人は誰かの天使になれるんだな、ということです。
この優しくて暖かい感動を多くの人に味わって欲しいので、結末については触れませんが、予想を裏切ってくれます。
あびぃさんの小説はほとんどホラーしか読んだことがありませんでしたが、この作品にも、あびぃさんお得意のラストのどんでん返しが存分に生かされています。
ただしホラーとは全く別の意味で☆
カテゴリーは恋愛ですが、友情とも、純文学とも、ファンタジーとも言える、不思議で、切ないけど心が暖くなるお話です。
これから寒い季節になりますが、ちょっと心も寒いな、と感じた時、
大切な人と心が通じ合わず、悲しい気持ちになった時、
周りの人の気持ちが分からなくなった時……
そんな時に、ぜひ読んでみて下さい。
読み終わった時には心がポカポカしてきて、周りの人の優しさに気付けたり、自分も優しくしたくなるはず。
この作品には、そんな優しい天使の魔法がかかっている気がします。