銀の月/あびぃ
絵本の様なファンタジー小説情景の色表現が秀逸。作者様の思い描く美しい世界観が読み手にも良く伝わってきます。繊細な文章のタッチは水彩画で描かれたホンノリとした絵本を思わしてくれました。物語は、75Pと短編ながらも起承転結がそれぞれしっかりと確立されていて、作者様の書きたい事・伝えたい事が明確なので、大変読みやすい作品でした。女の子目線で物語が展開するのでファンタジー好きで無い方も違和感無く読めるのではないかと、思います。