珊瑚島

ナツの日の切なさと温かさ
ハルとナツ。
長く時間が経てどもなお切れることのない絆。
そして、遂に訪れる別れの日。

相棒との本当の別れを経た主人公が成長して見える、そんな話でした。まるで止まっていた時間が一気に動き始めたかのように。

夏の日の爽やかな空、白い雲。
不思議なストーリー展開と、その結末に待つ衝撃。
そして、読後に残る温かさと優しさと、少しの切なさ。

このレビューを読んだあなた。ぜひその身でそれらを感じて下さい。