あいつの手

作者たむら




あいつの代わりなんて




いねぇから。






あいつがいないのなら



せめて、





俺は1人で生きる。





そう決めた15歳の冬――――








苦しみながら、




嘆きながら、





もう一度、



恋をしようかと迷った18歳の夏――――