つまんない毎日に、
一匹の狼が現れた。
「……好き。
俺と付き合え」
――哀しい瞳をした、孤独な狼。
あたしは、一瞬にして彼に興味を持った。
「…友達からなら」
――彼を知りたい。
その気持ちから、
あたしたちの距離は
少しずつ近くなった。