四つ葉のクローバー。必死に探してた幼い頃。だけどありふれた三つ葉を、二人でひとつずつ手に取って、重ね合わせていくことが、幸せなんだって思ったんだ――
特別なんかじゃなくたって
ありふれた二人が
重なって
寄り添っていくことが
幸せなのだと
君と過ごした日々が
気付かせてくれた――
[短/完]