時代は平成。


舞台はとある四方を山に囲まれた小さな村・覇射村。


この村は古来からアヤカシと人間の世界の境界となる地であった。

現代でもそれは変わらず、相も変わらず人間はアヤカシに怯え、アヤカシは人間に祓われている。


しかし、村人全員が払えるわけではない。

代々、東西南北におかれた社の人間が力の限り奮え、民を守ってきた。


そしてある日、偶然にも東西南北全ての社の祓魔師が世代交代をした。


東の修羅。

西の闘志郎。

南の泉魅。

北の雪。


しかし、まだ未熟な四人が守る中、封印されていた冥府の王が目覚めてしまう…