3014年。
地球はとっくの昔に滅亡し、人々は月に移り住んでいた。
天気も四季も、昼も夜もない月世界は、またいつくるかも分からない滅亡の時に怯えて暮らしていた。
そんな月世界で人々に希望を与える1人の少女がいた。
自分が笑顔でいることで、歌を歌うことで人々の心に光をもたらそうとした、歌姫の物語。