きっとこんな気持ち、
気づくはずもなかったんだ。
「俺のこと、男として見ろよ」
幼馴染みだと思っていた
あたしたちの距離は
ちょっとしたことで縮まったり
遠ざかったりするんだ
「……覚悟しろよ?」
今はそんな彼から目が離せない――
企画小説 ラブ*ロマンス
お題『サディスト』