バナナジュース

作者



笑うとなくなるその細い目も



わたしの頬に優しく触れる大きな手も



甘く啄むような唇も






全てを独り占めしたかっただけ―…。
















わたしはあなたの一番になりたかった。





『バナナジュース』




20110818~