長編/迷い人

作者あすか

私は行方あてもな…く


暗闇の中を歩き続ける



後ろのを見れば


自分の足跡と虚しい過去がついているだけ…



でも―…見上げれば


あなたの小さな光があった


ああ…

この光が私を導いて


消せない過去と共に


この暗闇から私を救ってください…



わたしは貴方の光を逃がさない―…


時を越えても…


必ず貴方の光を待ち続けるから…